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The O.C. シーズン1 第3話 ギャンブル

あらすじ

ライアンとルークはモデルハウス焼失で少年院へ。しかし、母親のキルスティンが運営する会社が告訴しなかった為ルークは釈放。、保護者のいないライアンは少年院に残された。セスを連れてライアンの面会に来たキルスティンは、少年院の不良に囲まれるライアンの環境を目の当たりにし、思う所があり家に連れて帰る。

以下ネタバレを含むレビューです。

 

モデルハウス火事の件でライアンとマリッサの彼氏ルーク・ワードは自首をして警察へ。ボンボンのルークは直ぐにパパが弁護士と連携し、焼失は事故だと認めさせ釈放。そして、前科等、お咎めは一切無し。一方、不良少年のライアンは親もいないので、少年院からの釈放は無し。拘留されることに。
*ボンボンのルーク父は後に色々と問題を起こしますが、今回は素直に良き父(高級外車のディーラー)を演じています。ルークのオヤジ大好きっぷりもTHEアメリカのホームドラマって感じですね。

少年員でのライアンを待ち受けていたのは、少年員先輩からの嬉しい暴力的歓迎。「人生はこんなもの、所詮はヤンキーさ」と諦めた表情のライアン。そこへ息子のセスと一緒に面会に来た母キルスティン。少年院での劣悪な環境に驚くセスとキルスティン。ライアンに好意的なセスは当然釈放に向けて母の顔色を伺う。キルスティンもライアンに対して不良の疑惑は残るものの一方で誠実さ、家庭環境の不遇さを感じています。そして、少年員の環境を目の当たりにし、このままではライアンが良くない方向に行ってしまうと感じたのか、保証人になってラインアンを家に連れて帰ります。
*父のサンディー・コーエンに対して不良少年を家に招くことを頑なに拒んでいた母キルスティンが、ここで初めてライアンに対して情愛を持ちます。しかし、このモデルハウス焼失の件をことあるごとにチクチクとライアンにブラックユーモアを言うのが、このドラマの上手い所です。皆様の彼女、奥様は過去の過ちをネチネチ、チクチクと何年、何十年後も言うような器の小さい方ではない。きっとそうさ。

日が変わり、カジノパーティーの準備中、ライアンと母キルスティンは親睦を深める事になります。ふとした会話の流れから、ライアンが建築現場でバイトし、「建築家に興味があったんだぜ?」と叶わない夢を語ります。その話を聞き、建築関係(実際はゼネコンの上の方、地方の街一番の建設屋)の会社を一族で行っているキルスティンは建築関係トントントンと話が弾み、親睦を深めます。
*実はこの出会いがラインアンの将来を決定づけ、映画だったら重要なシーンです。しかし、恋愛ドラマですから。メチャクチャあっさりとスルーします。

一方サンディの懸命な捜索のおかけで、息子を捨てた罪悪感からか、隠れるようにコインランドリーで働いていたラインアン母を発見。サンディがライアン母をコーエン家の豪邸へと連れてきます。ライアンとの惜別が近いのか、好意からか。キルスティンがライアン母にドレスを貸し、翌日のカジノパーティーに出席する運びへ。パーティー当日。ライアン母はゴージャスセレブパーティーに最初は萎縮していましたが、お酒が入ればこっちのもん!ワーキングクラスのビッチなめんな?とベロ酔いして絡むは暴れるはすっ転ぶはでパーティーが台無しに。
*庶民がいきなりセレブパーティーに行ったら浮かれますよ。管理人もラスベガスのホテル泊まった時は浮かれちまってポーカーで散財しました。アメリカのカジノってお酒無料です(ベガスのホテル経営カジノだけかな?ベガスから車で30分くらいの怪しいカジノはわかりません)。酔っ払ってギャンブルは危険です。皆様もカイジやアカギを見習って素面で「ざわざわ」して下さい。

ライアン母がセレブども相手に大活躍した翌朝。ライアンを残して1人コーエン家を出るライアン母。息子の幸せを考えたのでしょう。ライアン母の決断を感じたキルスティンは、ライアンを今後家に住まわせることを決めました。
*この辺りがアメリカ文化ですね。青年期の早くから独立(個人)精神を養う。夫婦で寝て、赤ん坊や子供は自分の部屋で寝る。個人を尊重し、例え子供でも一緒には寝ないという考え方。ライアンにとって最善の選択を二人の女性が決めました。しかし、日本人はそれでも、どんな母親であろうとも、親子で暮らす状況が一番と考えるのではないでしょうか?近年子供に対する虐待が増えてはいますが、そういう環境や親を早く発見すること。親にも親とは何だってことを教育する事が大事なのかなと思います。ライアンが養父家族で育てることは日本人の管理人には、やっぱりクエスチョン??です。